“がちまや〜”バンザイ

ドードーはモーリシャス島で1507年にポルトガル船の船乗りによって発見された現代人では誰も生体を見た事がない鳥。
モーリシャス島は1600年代は長くつらい航海の途中に休憩に立ち寄った海の荒くれ者たちの休憩島でした。
ちょうどこの時期はスペイン・オランダ・イギリス・フランスが貿易と植民地を広げるためアジアを中心に世界中の海をかけまわっており、海の男たちにとってはコンビニか温泉スパのような疲れを取り、間単に食料を調達できるとってもコンビニエンスな夢のアイランド...
せまい船で何日も長い海の旅をしてきた海の荒くれ者たちは、久しぶりの陸に喜んだ事だろう。
食料の補給と休息が目的によってた島だが、たぶん旅のストレスを発散していたことでしょう。
そんな島にいた、飛べなくて走れないのろまな鳥『ドードー』。
人間を恐れる事はなく逃げる事もしなかったドードーたちは、そんな海の男たちの格好の獲物になってしまったそうです。
海の男たちはただドードーを殺すだけでなくゲームとして殴り殺しストレスを発散していたといいます。
殺したドードーはそのまま食料にされ、航海のための便利な食料として毎回200羽ほどのドードーを塩漬けなどにして保存食にした記述があるそうです。
殺すだけではなくコレクションや見せ物として生きたドードーをヨーロッパに持ちかえったりもされ、持ち込まれたドードーは注目をあび、商売としても成り立っていたと考えられています。
かつてロンドンでは、ドードーに釘や石ころなんかを食わせて見世物にしていた業者も存在したそうです...（泣）

[ロンドンの自然史博物館にあるドードーの剥製]


こちらより引用▼
http://plaza.rakuten.co.jp/kalunguyeye2001/14007