今夜もヘリコプターは飛ぶ。

あひる

2006年04月12日 01:28

沖縄に移住して間もない頃、ヘリコプターや飛行機の音に驚いていた。

普天間基地の近くに住んでいるので、特にうるさいのかもしれないけれど
戦争を経験したお年寄りが、この音を聞くたびに戦争で受けた痛みを思い出して苦しんでいるのではないだろうか?とか、
在宅勤務や専業主婦や商店の人たちは連日の爆音に気が狂ってしまうのではないだろうか?
と、心配になる程の音。

仕事場では、窓を開けていたらうるさくて電話の相手の声も聞き取れず、窓を閉めなくてはならない。
当たり前のように、そうする人々。
夜遅くまで飛ぶ飛行機。その度にノイズがはしるテレビの画像。

この爆音が聞こえるたびに、ワナワナしてしまう。
“絶対に落ちない”なんて保証があるわけのない兵器が、我が物顔で住宅地上空を飛んでいる事実。

そして、2004年8月13日、米軍ヘリコプターが墜落した。
米軍ヘリコプター墜落事件 現場写真(沖縄国際大学WEBサイト)
http://www.okiu.ac.jp/u-pic.html


あれから1年8ヶ月が経った今、見上げた空には爆音と共にヘリコプターが旋回する姿がある。


まるで何も変わっていないような沖縄の空。

忘れちゃいけない、墜落したという事実を。
慣れてはいけない、このおかしな光景に。
絶対に忘れちゃいけない、語り継がなくては。

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