沖縄アヒル事情

あひる

2006年05月09日 10:36

生き物が好きなのですが、特にアヒルが好きな私。

首里城に行った際、気になったのは城(グスク)より龍潭池でした。
(;´▽`A``
だって...アヒルが沢山いるんですもの。(*´ェ`*)

龍潭池はこちら

沖縄で見かけるアヒルの多くは、某保険会社のCMのアヒルとはチョット違う種類です。
バリケン種(Muscovy Duck)という耐暑性が強い種類。
(フランスガモと呼ばれたり、白い種類は観音アヒルとも呼ばれています。)

羽色は白色または黒色が多く、頭部に赤い隆状突起があります。(七面鳥と似ているかな?)
鳴声は低く、ほとんど声を出さないです。(かすれたような声で鳴きます)
アヒルは飛べないという常識を覆すこの種類。けっこう長距離を飛べる大きな羽を持っています。7mくらい飛び上がり、柵を越え逃げてしまったという話も聞きます。( ̄ロ ̄;)



しかし、アヒルという動物は野生のマガモ等を家畜化した生き物。
龍潭池で暮らす彼らは、誰かが飼いきれなくなったり、なんらかの理由で捨てられてしまったアヒル(バリケンの場合は逃げ出した可能性もありますね ^^;)たち...
そう思うと、複雑な心境になります。(ノ△・。)
このアヒルを野生と勘違いされるい人が多いです。(・Θ・;)
そんなバリケンだらけの龍潭池にも白いアヒルがいます。



バリケンより耐暑性が弱いので木陰にいることが多いので、見かけたらラッキーかも?
このコは他のアヒル(バリケン)と違い飛べないので、警戒心は龍潭池NO.1かもしれません。そして、誰かに捨てられたアヒルということはこのアヒルに関しては間違いないです。

実は、このアヒルは一度保護されました。(ノω・、)
しかし、龍潭池生活が長く人間に対する警戒心は既に野生レベル。人に飼われることがストレスになるとの獣医さんに相談した上の判断(鳥類はもとより、動物はストレスに弱い)で龍潭池にかえしたアヒルです。詳しくはこちら(あひるネットワークWEBサイト)をご覧ください。

アヒルも犬も猫も亀でも何でも、責任もって飼う
飼い始める時は、楽しいことばかりではなく飼えなくなった時のことも考える
当たり前のことだけど、案外考えていない人が多いような気がしてならない今日この頃です。(;へ:)シンジタイノヨ
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